すぐに理解できる!注文住宅建築を成功させるポイントやコストカット方法などを紹介します!

注文住宅を出来るだけ手頃な価格で建てたい。
そんな方は多いことでしょう。
当サイトではお家を建てる際に役立つコストカット方法を紹介しています。
もちろん大切なマイホーム建築を成功に導くポイントや、施工会社選びなども忘れてはいません。
気になるハウスメーカーと工務店それぞれの違いや特性についても触れています。
お家を建てたあとに後悔をしないためにも、しっかりと情報収集に努めることが大切です。
ポイントだけでもしっかり把握しておきましょう。

すぐに理解できる!注文住宅建築を成功させるポイントやコストカット方法などを紹介します!

注文住宅のコストカット方法は、実は複数存在します。
最もメジャーな方法は、建物自体の延床面積を小さくするという方法です。
注文住宅は大きい平屋ではなく、出来るだけシンプルな作りの二階建て住宅のほうがコストカットに繋がります。
他にも間取りは極力シンプルなものにすることや、玄関などの装飾品にこだわらないことで注文住宅の価格を抑えることは可能です。
とはいえ、自分の大切な注文住宅ですからどこにお金をかけるかをしっかり定める必要があります。

注文住宅建築を成功させるためには工事請負契約までのステップが肝心です!

住宅建築にあたり、工事請負契約等を結ぶことがありこれを結ぶことで、注文住宅が完成されるわけですが、その時には中間マージンなども意識した方が良いかもしれません。
中間マージンが発生する場合には、それなりの費用になるケースが多いです。
中間マージンと言えば、物件の2%程度になるため、それほど大きなお金ではないと感じますが、リフォーム等と異なり住宅建築に関しては建物だけで20,000,000円位のお金がかかります。
そのうちの2%であれば、200,000円のお金がかかることがわかるわけです。
できるだけ、下請け会社を使わないような形で建築してもらうのが良いかもしれません。
注文住宅建築にあたり請負を依頼した場合には、それぞれの会社の人とある程度打ち解けておくことが必要です。
その方が、何かわからなかった時に話を聞きやすくなるからです。
加えて、サービスなどをしてくれる可能性があるかもしれません。
それらのことを考えるならば、可能な限り話をしておくことが大事になります。

注文住宅の竣工や引き渡しまでには長い工程期間を要しスケジュール管理が大事になります

仕事をする場合でも何をする場合でも、スケジュールは重要になります。
中には行き当たりばったりの人もいるかもしれませんが、基本的にスケジュールに基づいて行動するのが社会人の基本と言えるかもしれません。
注文住宅を建築する場合も、当然期限等もありますので、この点が強く意識されるところです。
これは建築する会社側だけでなく、住宅を所有している人も同様に意識をしなければならないところです。
これを意識することにより、いつぐらいに住宅が完成するかわかるでしょう。
管理を含めて注文住宅の完成がわかると、一体どのようなメリットがあるかと言えば引っ越し準備等が明確になります。
注文住宅を建築している間はそこに住み続けることができないため、基本的に引っ越しなどをしているケースや初めて購入した新しい住宅の場合にはまだ賃貸物件などに住んでいる可能性もあります。
この時、引っ越しの期間がわかればそれなりの準備をすることができるわけです。
結果的に、合理的に話を進め無駄なく行動することができるようになるでしょう。

注文住宅建築は一社に絞らず複数社の相見積りを取りましょう

注文住宅は外装や内装にこだわることができるので、非常に人気の高い住宅です。
部屋の収納や水回りなど細かい部分にも理想のイメージを反映させることができるので、住みやすい家づくりにつなげられるかもしれません。
しかしその分一般的な家に比べると値段が高くなりやすいのがネックです。
少しでも建築費を抑えるために、注文住宅の建築を検討しているときは複数社から見積りを取るのが良いでしょう。
実際に契約をする前に複数の会社を比較することで、どの業者と契約をするのが良いかを判断します。
自宅の建築は一生に何度も経験することではないので、一社しか知らないとそれが妥当な価格なのか考えるのが難しいかもしれません。
複数社を比較することで、違いがはっきりと分かりやすくなります。
価格の妥当性や対応の丁寧さ、建築デザインの内容などを比べた上で、納得できる会社を選ぶのがおすすめです。
素敵な注文住宅の建築をするために、じっくりと時間をかけて選びましょう。

注文住宅はコストが多くかかるので緻密な住宅ローン返済計画や返済シミュレーションが大事

憧れのマイホームを購入する際に、大半の方々は銀行でのローンを組んで購入します。
その際に厳しい審査があるのですが、これに関しては今現在のあなたの信用情報に基づいて、そこから収入面や今後継続的に安定した収入があるのか等銀行の基準を満たしているのかを総合的に判断して貸し出しています。
ですがそれは今現在の状況です。
注文住宅を建てるならば、住宅ローンは長ければ最長で35年となります。
それだけの長い期間返済し続けなければならないということを考えると、返済に対するシミュレーションをしっかりとしておかなければ、今後返済で苦しむことになりかねません。
注文住宅だけでなく、建売住宅であっても同様です。
ハウスメーカーの営業マンや銀行の融資担当は、当然安定した収入がある方には住宅の購入を促してくるでしょう。
しかし今後子供が産まれたり、大きくなったりするとかなりのお金が掛かります。
その点も含めて毎月の返済シミュレーションを立ててください。

注文住宅を賢くコストカットする方法その①窓の数や凹凸の少ない外観にする

住宅は高額な費用を要する買い物であり、簡単に購入できるような商品ではありません。
一般的には土地代が大きな負担になってる部分があるからですが、建物に拘りを持って建築される注文住宅の場合、建設費も費用に占める負担が大きくなってしまうでしょう。
それは利便性よりも見栄えを重視して余計な設備が多くなってしまうからであり、特に意味の無い窓や凹凸を付けた外壁は手間がかかるだけで、生活する中では意味が無い装飾と言えます。
窓は換気をするために必要ですが、設置するためには壁に穴を設けてその外周を強化構造にするなど、多くの手間がかかってしまいます。
壁にしてしまえば加工も簡単で人件費や材料費を抑えることができますが、窓などの凹凸を付けるだけで時間と労力が必要です。
住宅建設では人件費が一定の割合を持っていることを考えると、特に意味が無いものを多く工作するのはデメリットと言わざるを得ません。
注文住宅は施主の意見が強く反映されるので、専門家からすると効率的ではない住宅が建てられることがあります。
購入者が納得できるのであれば問題はありませんが、長く住むことを前提にした注文住宅であればこそ、もっと機能性を高めた住居を持つべきです。

注文住宅を賢くコストカットする方法その②延べ床面積自体を狭くする

理想の住まいを徹底的に追求するなら、フルオーダーの注文住宅がピッタリでしょう。
設計の自由度が高いので、家の外観スタイルはもちろん、室内の間取りやインテリアあるいは水まわりの設備に至るまで、あらゆる箇所を自分たちの希望どおりに仕上げることが可能です。
とはいえ、家づくりにこだわるほど、建築コストが増加してしまうのも、見逃せない事実。
もし注文住宅で予算を重視するのであれば、賢くコストカットする方法も知っておかなければなりません。
特に建築コストの多くは、建物のスケールや構造に応じて増減幅が決まりやすいため、注文住宅でもこの部分を工夫することで、大幅なコストカットが期待できます。
例えば延べ床面積についても、その1つ。
これは建物の全階数の床面積を総和したものですが、それをできるだけ狭く、そして構造もシンプルに設計することで、建築コストの大幅なカットにつながるはずです。
したがってハウスメーカーの見積もりでも、まずは延べ床面積に着目し、担当者とは予算内に収まるように相談することが肝心です。

注文住宅を賢くコストカットする方法その③キッチンや洗面に浴室など水回りを一局に固める

自由設計の注文住宅であれば、室内の間取りやインテリアも思いのまま。
もちろんキッチンやおる風呂場あるいはトイレや洗面所など、あらゆる水まわりの設備についても、自分たちのニーズや条件に合った、最適な間取りや機能に仕上げることが可能です。
とはいえ、いくら設計の自由度が高い注文住宅であっても、あれもこれも思いつくままに水まわりの設備をレイアウトしていけば、その分だけコストも増大してしまいます。
このため特に予算に余裕がない方であれば、賢くコストカットしながら、自分たちの理想とする住まいに近づける姿勢が不可欠になります。
例えばキッチンや洗面所といった水まわりの設備は1階や2階に分散せずに、できるだけワンフロアの1か所に固めることも、コストカットでは有力な手段。
複数の水まわりの設備を分散させてしまうと、その分だけ工事には余計な給排水管や人員そして複雑な工法が必要になりますし、同時に資材費や工賃も増加することになるでしょう。
したがって水まわりの設備は、できるだけワンフロアの限定したゾーンに集中させる設計が求められます。

注文住宅を賢くコストカットする方法その④エクステリアの柵を植樹や花壇で代用してしまう

お洒落でセンスの良い注文住宅を左右するのは、建物の外壁だけではありません。
家の周りの外構も重要な要素と言えますが、家を建てたうえに外構やエクステリアを行うとなるとかなりの費用がかかってしまうというのが現実です。
庭の広さや要望等によって費用は大きく異なりますが、実際に工事を行うとなると200万円から500万円近くかかるそうです。
それで、注文住宅を建てたなら、エクステリアの柵をブロックやレンガで公示するのではなく植樹や花壇で代用しましょう。
植樹でおすすめなのは実がなるレモン、みかん、さらに花を楽しむことが出来る梅や桃などです。
ピンクや白の花を咲かせるハナミズキもかわいくておすすめです。
あまり背が高い樹木を植えたくない場合には小ぶりなアジサイもいいかもしれません。
樹木を植えるほどのスペースがない、管理が出来ないというのであればプランターで花を植えたりコンパクトな花壇を作るのもいいかもしれません。

注文住宅を賢くコストカットする方法その⑤床板や壁紙を貼るなど簡単な部分はDIYする

建売住宅に比べるなら注文住宅は2割から4割ほど高いというのが現実ですが、それでも自分たちの好きな家のデザイン、住みやすい間取り、こだわりぬいた空間などを設計できますので大変魅力的です。
では、注文住宅で家を建てたいけども少しでもコストを抑えたい、というのであればどうしたらいいのでしょうか?それは、床板や壁紙など貼る作業を自分たちで行うということです。
床板や壁紙などの施工方法は、インターネットのユーチューブ動画などで分かりやすく配信されていますので大変参考になります。
「とはいうもののこれまで、DIYの経験がないので上手にできるかどうか不安だ」という方は、リビングや玄関などは業者に依頼して比較的目立ちにくい場所である寝室やクローゼットの壁や床だけを自分たちでDIYするという方法がおすすめです。
少しくらい不格好であったとしても、家族みんなで行うなら家族の絆が強まりますし、思い出になるに違いありません。

著者:柳瀬久夫

筆者プロフィール

大阪府堺市出身。
結婚をきっかけに憧れていた注文住宅を建設。
自分の体験をもとに、注文住宅を少しでもお得に建てる方法をまとめました。
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